<仮想通貨確定申告>無料の損益計算ツール G-taxとcryptactを比べてみました

今、無料で仮想通貨の損益計算ツールを使いたいと思った時、下記2つがあげられるかと思います。

G-tax

G-taxは、株式会社Aerial Partners(エアリアル・パートナーズ)が提供する仮想通貨の損益計算ツールです。2018年1月にクラウドファンディングを行い、目標を大きく上回る資金を得ました。それだけ注目、期待されているツールだということですね。

印象としては、crypactより開発のスピードは劣っていますが、使いやすさは上回っているように感じます。

criptact

cryptactは、金融システムを開発する専門家集団が立ち上げた無料の損益計算ツール。現状、どのツールよりも取り扱い取引所の数でも、機能でも勝っています。

自由な決算期設定、米国税制に対応、また、税理士が開発側にいないことが不安要素でありましたが、EY税理士法人と税務顧問契約を結んだことが発表されました。

<仮想通貨確定申告>無料で簡単に損益計算できた神ツールcryptact(クリプタクト)

それぞれどこの取引所に対応していて、どんな算定方法を使っていて、どんな機能があるのか?また、リリース予定の内容は?など

比べてみたいと思ったので、比較記事を書きたいと思います。

取り扱い取引所

ほぼほぼ似通っていますが、現時点ではcryptactの方が取り扱いが多いです。順次対応とのことなので、2月までにはG-taxも対応していくのではないでしょうか?

<更新情報>2/1に4取引所を新たにリリースしたと発表がありました。これでほぼ対応取引所数は同等になっています。

注意
ただし、G-taxの機能対象外取引は16種類の通貨しか選ぶことができませんでした。この範囲外の取引データについてはツール外での計算が必要となりそうです。
(2018年2月9日時点)

機能などを比較してみました

それぞれのHPや公式Twitterから読み取れる内容をまとめてみました。私が実際両方使ってみて、ツールを探している人に向けて伝えておきたいことをまとめて書きたいと思います。

G-tax

  • カスタム登録がわかりやすい
  • カスタムできる範囲は狭い
  • ポジション不整合が表示されない(取引データが抜けていても気づけない)
  • 計算ツールも税理士紹介も上限に達しており、2017年度分で利用できる対象は狭い
  • 税理士にお任せプランは格安

cryptact

  • 1分単位の時価を参照している
  • カスタム範囲が広い(ICO、HF、譲渡など大抵可能)
  • カスタムデータは少し面倒、わかりずらい
  • 税理士料金は担当税理士による?
  • ポジション不整合検出
  • すでに利用者上限撤廃済み
  G-taxcryptact
料金無料無料
登録可能人数一次募集終了(1000人)上限撤廃
算定方法移動平均法
総平均法順次対応予定
対応通貨対応取引所が扱っている通貨すべて
カスタムでは16のみ
1442
ポジション不整合自動検出なし
税理士紹介サービスGuardianあり
カスタム手動データ入力可能可能
取引所API連携検討中
ハードフォーク不可カスタムファイルで対応可能
マイニング不可カスタムファイルで対応可能
ICO不可カスタムファイルで対応可能
AirDrop不可カスタムファイルで対応可能
税理士の監修公認会計士
税理士
法務顧問
弁護士 監修
EY税理士法人と税務顧問契約
国外税制対応なし 日本のみ米国対応済
外貨対応不明ドル建
ユーロ建
会計期末不明12月以外にも設定可能

(2018年2月9日時点)

計算結果に差はあるのか?

参照する時価が異なるため、おそらく計算結果には多少の差が生じると思います。

同じデータを使ってどれだけの差があるのか?検証してみたいと思います。

cryptact

G-tax

全く同じデータを使用して、移動平均法を使った計算です。

120,092円差 

結構大きいと思いますが、どうなんでしょう?

計算根拠がしっかりしていることが大事だと思うけど、どちらでも、ちゃんと計算した過程を提示できればOKなのかな?

注意
どの損益計算ツールでも、基本的に最後は税理士の確認を受けてください。という記載がされています。

自分だけで完結し、間違えたまま提出した場合、後々高額な追加納税を求められる場合もあるとのことです。計算ツールを使う方は結果を信用しきらず、自己責任で確認を行ってください。

これからまだまだ便利になっていきそう

無料で損益計算ができるなんて!素晴らしい!ありがたい!

G-taxは1000人の試験使用開始したばかり。

cryptactは1/17に上限撤廃をしたばかり。

更新情報を読んでいて、

たくさんの人に使われていく中で、どちらのツールも、まだまだ新しい機能が増えて便利になっていくような雰囲気を感じました。

更新情報があるたびに、こちらの記事も書き換えていきたいと思っています。ツール選びの参考になれば幸いです。