<仮想通貨確定申告>元本の考え方 損益計算後自分で差引が必要?

tax@cryptactで損益計算上手くいったのですが、

「あれ?元本って、利益から引くんだっけ?」

「算出された全体利益から全原資を引くのか?」

「あれ?ガチホ分は?」

と、よくわからなくなったので、少し調べてみました。

Twitter上での混乱

んー?元本の処理ってどうすればいいんだ?

損益計算ツールではすでに考慮して計算済み。難しいこと考えなくて大丈夫。

ツールを使うにしても、元のデータは自分で用意しないといけないよね?入金額を証明する何かが必要?

取引所へ入金した額のデータは必要ない。最初にJPY→仮想通貨に交換した取引データが含まれていれば大丈夫。

元本を理解する上で知っておきたいこと

考えなくてOKって言われても、どう処理されてるのか?自分の用意したデータで合っているのか?納得できるように理解しておきたいですよね?

ナミさんからアドバイスいただき、私もなんとか理解できましたのでここでご紹介したいと思います。

移動平均法、総平均法 損益の算定方法は様々ある

同一の仮想通貨を2回以上にわたって取得した場合の当該仮想通貨の取得価額 の算定方法としては、移動平均法を用いるのが相当です(ただし、継続して適用 することを要件に、総平均法を用いても差し支えありません。)。

国税庁HPより引用

総平均法

そのつどの残高と受入高の平均により払い出単価を計算する方法。

移動平均法

そのつどの残高と受入高の平均により払い出単価を計算する方法。

 

総平均法も、移動平均法も、最初にJPY→仮想通貨に交換した時点(取得価額)から算定をスタートするので、元本についてを別途考える必要はない。ということが判明。

 

<Twitter上での混乱>で貼ったTweet 内の、

moyashiさんの考え方が総平均法

私の考え方が移動平均法

年内にすべてを利確していれば、どちらで計算しても結果は同じですが、ガチホしていて、一度も利確していない通貨がある場合、結果が大きく変わることがあります。

はじめて確定申告する年はどちらを選んでもOK

課税対象となる額が算定方法によって異なるのであれば、できるだけ支払う税金が少なくなる方を選びたいですよね?

はじめて確定申告する年はど ちらを選んでも大丈夫です。

算定方法を選ぶ際に気をつけること

どちらを選んでもOKですが、選ぶ前に理解しておかなければならないことがあります。

翌年以降、算定方法を変更することはできない

今年は移動平均法、来年は総平均法。と算定方法を変更することはできません。今年だけ税金を減らすことに成功しても、翌年以降にツケがまわっただけ。という結果も考えられます。慎重に選択してください。

雑所得は損益通算ができない

例えば算定方法によってはマイナスが出た時、給与所得の所得税を減らす為に損益通算することはできません。

給与所得の所得税はそのまま変わらず支払うことになります。

雑所得の損失は翌年以降への繰り越しもできない

例えば算定方法によってはマイナスが出た時、翌年への損失の繰り越しはできません。

翌年も同じ算定方法を選ばなければならなく、損失の繰り越しができないために多くの税金を支払う可能性もあります。

tax@cryptactではどちらの算定方法も対応可

先日紹介した損益計算ツールのtax@cryptact

こちらでは移動平均法、総平均法、2つの算定方法から選ぶことが可能です。

設定から常に変更できるので、現実損益の差異もすぐに確認することができました。

算定方法選択画面

赤丸で囲った設定をクリックすると、下記設定画面が開きます。

算定方法から移動平均法か総平均法を選んでください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

経理の知識の乏しい私にとって、完璧に理解するのはちょっと難しい内容だったのですが、なんとなく概要は伝わりましたでしょうか?

エクセルで自分で計算するのは難しそうですが、損益計算ツールを使用すれば、移動平均法も総平均法もそんなに困ることなく対応できそうかな。と感じています。

開発者様、ありがとうございます。

翌年以降算定方法を変えられない。というところが重要なので、みなさん慎重に考えてくださいね。

では。

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