<仮想通貨確定申告>仮想通貨取引は事業所得として認められるのか?

お待たせしました。青色申告について

確定申告を調べていくと、必ず出てくるワード、青色申告。

簡単に言うと、青色申告で確定申告すると、税金の控除が受けられて、節税になる

今回はこの青色申告について、書きたいと思います。

まず、この記事を読むために理解したいワード

  • 事業所得
  • 雑所得
  • 青色申告
  • 白色申告

事業所得とは

個人事業主として事業を行い、収入を得た人が申告する所得です。

事業所得の申告は青色申告と白色申告があり、両方に記帳義務が課せられていますが、青色申告は複式簿記。白色申告は単式簿記。単式簿記のほうが簡単なので、控除額が低いです。

記帳しなければならない。という点については同じなので、事業所得で申告する人は大抵が複式簿記で記帳し、青色申告の65万円控除を受けられるように用意します。

雑所得とは

副業などで得た利益を申告する際に使用する所得区分です。

記帳の必要がないため、事業所得よりは簡単に申告する事ができます。事業所得よりは認定範囲が狭くなりますが、経費の計上も可能です。

特別控除はありませんが、所得額によって控除があります。

雑所得には控除がある

  • 公的年金
  • アフィリエイトでの収入
  • インターネットオークションの収入
  • 原稿料
  • 印税
  • 講演料
  • FX取引等による所得
  • 外貨建預貯金の為替差益
  • 仮想通貨取引などによる所得

雑所得か?事業所得か?

下記タックスアンサーにあるように、基本的に仮想通貨取引で得た収入については雑所得に区分され、申告する必要があります。

雑所得について詳しくはこちら

が、条件を満たせば事業所得として申告する事も可能です。

事業所得のメリット

認められる経費の幅が広がる

事業所得で申告する場合、雑所得よりも、経費として認められる項目が増えます。

例えば、家賃、光熱費など、生活に必要な経費を事業経費として計上、利益から引く事が可能に。

また、家族に雑務を頼んだことに対して報酬を支払う。これを経費として計上することも可能です。

青色専従者控除といい、青色申告に認められる特別な控除です。

青色申告で10万、65万 白色申告で10万の控除が受けられる

青色申告特別控除を受ける事ができます。しっかりと帳簿をつける事ができれば、65万円の控除が受けられるため、大きな節税になるでしょう。

帳簿にかける労力と得する控除、検討するためにシミュレーションを試してみましょう。

青色申告だとこれだけお得に!シミュレーション

損益通算ができる

①事業所得 ②山林所得 ③不動産所得 ④譲渡所得

上記4つの所得の中で損失が出た場合、利益が出ている所得から損益分を差し引いて税金の計算をすることができます。

通常別の種類の所得との損益通算はできないものなので、大きなメリットと言えるでしょう。

以後3年間、純損益を繰越できる

損益通算をしても相殺しきれなかった損失について、

その損失額を翌年以後3年間にわたり繰り越して、各年分の所得金額から控除できます。

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事業所得のデメリット

複式簿記という形式で帳簿をつける必要があります。正直、簿記の知識がないと難しいです。

はじめての確定申告の際にはかなりの時間と労力をかける必要がでてくるでしょう。

副業が会社にバレる可能性もある

会社に別所得があることがばれた場合、事業所得では開業届を出している事になるため、就業規定に触れる行為であれば、懲罰に値する可能性が高いです。

会社にばれないように確定申告する事は不可能ではありませんが、ばれてしまう可能性もありますので注意が必要です。

失業手当がもらえない

事業所得で申告する場合、開業届を出している事になりますので、会社を退職した際に失業手当を受け取る事ができなくなります。

近々失業手当をあてにしようと思っている方は先延ばしにしておいたほうが良いでしょう。

事業所得として認定されるためには厳しい条件がある

事業所得として納税するほうが、どうみてもメリットが大きいように感じますが、事業所得として認定されるためには厳しい条件があります。

兼業と言えるだけの時間、労力、設備が伴っているのか?

事業所得として納税する。ということは、別に給与をもらっているサラリーマンの場合、兼業している人。と見られることになります。

兼業。というのは、副業ではないため、それなりの時間と労力と設備をもっていることが求められます。

休日にちょっとだけ、毎日夜2時間だけ。というのは副業であり、兼業だとは認められにくい

ということです。

後々税務署からの監査が入った際に、実態がないという判断となると、修正申告が必要となってきてしまいます。

そういったリスクは後々大きなダメージとなってかえってくる可能性が高いため、注意が必要です。

結局どっちにしたらいいのかわからない!

そういう方は、まず、税理士さんに相談をしてみましょう。税務署では節税のアドバイスはなかなか受けられませんので、専門家である税理士さんに相談するのが一番です。


こちらの記事も参考にどうぞ

仮想通貨の確定申告が得意な税理士事務所

いろいろな条件を加味してアドバイスをしてくれるでしょう

今、今回の確定申告で得するか、損するか 。という考え方よりも、この先どうしていきたいと思っているのか?

その先の目標に対して、どういうかたちで確定申告を行っていく事が良いのか?

そういう話し合いができて、前にすすんでいけるとベストじゃないか?と私は今考えています。

早速1月の頭に税理士さんとの面談のお約束をいれました。

確定申告の受付がスタートする2月には、税理士事務所は激混み。となりますので、はやめはやめに対応していきましょう。

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